暮らしの手続き PR

軽自動車の名義変更を自分でやってみた|会社から個人へ変えた手順と注意点

軽自動車と名義変更の書類・チェックリストのイメージ
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

会社名義の軽自動車を譲ってもらうことになり、名義変更を自分でやってみました。

「書類が多くて難しそう」「業者へ頼まないと無理なのでは?」と思っていましたが、必要なものを事前にそろえておけば、自分でも手続きできます。

実際にやってみた感想は、「思っていたよりも、すごく簡単だった」です。窓口の案内に沿って進めれば、手続き自体は約1時間で終わりました。

ただし、名義変更そのものよりも、希望ナンバーの事前予約、ナンバープレートの交換、軽自動車税の税止め、任意保険の切り替えに注意が必要でした。

この記事では、2026年9月に、会社名義から個人名義へ変更した僕の体験をもとに、準備したものや当日の流れ、事前に知っておきたかったことをまとめます。

この記事は僕自身の体験記です。必要書類は車検証の内容、所有者と使用者の関係、住所、管轄などによって変わる場合があります。手続き前に必ず軽自動車検査協会の公式情報を確認してください。

先に結論|名義変更は自分でもできた

先に結論をまとめます。

  • 軽自動車の名義変更は自分でもできた
  • 窓口での所要時間は約1時間だった
  • 自動車検査証の記録事項変更にかかる申請手数料は無料
  • 管轄が変わる場合はナンバープレートの交換とプレート代が必要
  • 希望ナンバーは事前予約と入金が必要で、ペイント式でも交付まで通常6業務日程度かかる
  • 平日に窓口へ行く必要がある
  • 名義変更日と任意保険の開始日を合わせることが重要
  • 名義変更後も、保険や保管場所の届出などの手続きが残る

僕の場合は会社名義から個人名義への変更で、さらに管轄が変わったため、古いナンバープレートを返却して新しいナンバープレートを受け取りました。

今回の名義変更の条件

今回の条件は次のとおりです。

  • 会社が使用していた軽自動車を個人で購入
  • 会社名義から僕個人の名義へ変更
  • 使用する地域が変わるため、管轄も変更
  • 管轄の変更にともない、ナンバープレートも交換
  • 手続き先は、新しい住所を管轄する軽自動車検査協会の事務所(支所)

同じ県内でも管轄が異なれば、ナンバープレートの交換が必要になることがあります。

軽自動車検査協会の公式サイトでも、車検証に記録されている「使用の本拠の位置」の管轄が変わる場合は、ナンバープレートが必要と案内されています。

希望ナンバーは当日申し込んでも受け取れない

僕は希望ナンバーを選びました。

ここで最初につまずきそうになったのが、希望ナンバーは予約した当日に受け取れないことです。

希望ナンバーは注文生産のため、ペイント式では通常6業務日、字光式では通常7業務日ほどかかります。土日祝日は業務日に含まれないため、感覚としては「少なくとも1週間ほど前に予約しておく」と考えた方が安心です。

ナンバープレートには、主に次のような違いがあります。

  • ペイント式:一般的な黄色の軽自動車ナンバー
  • 字光式:文字部分を光らせるタイプ
  • 図柄入り:全国版や地方版などのデザイン入りナンバー
  • 寄付ありの図柄入り:寄付によってフルカラーの図柄を選べるものがある

種類によって金額や交付までの日数が変わります。

僕が選んだのは、一般的な黄色のペイント式希望ナンバーです。金額は2枚一組で5,000円台でした。料金は地域によって違うので、管轄の料金表で確認してください。

希望ナンバーの料金は予約時に支払います。そのため僕の場合、名義変更当日にナンバープレート代を支払う必要はありませんでした。

僕が準備したもの

僕が手続き前に準備したのは、主に次の書類です。

準備したものポイント
車検証の原本コピーではなく原本が必要
住民票発行から3か月以内、マイナンバーの記載がないもの
申請に必要な会社側の書類旧名義人となる会社に事前に用意してもらった
古いナンバープレート管轄変更のため前後2枚を返却
自動車検査証変更記録申請書軽第1号様式。窓口でも入手可能
軽自動車税申告書隣接する税関係の窓口で手続き

公式案内では、新しい使用者の住所を証明する書面として、発行後3か月以内の住民票または印鑑登録証明書が案内されています。

また、電子車検証では券面に使用者の住所などが表示されない場合があるため、事前に車検証情報閲覧アプリなどで内容を確認しておくと安心です。

実際にやった手順

1.必要書類をそろえる

まず、車検証の原本と会社側に用意してもらう書類を確認しました。

住民票はコンビニで取得。マイナンバーが記載されていないものを選びました。

会社名義から個人名義へ変える場合、旧名義人の協力が必要です。窓口へ行く直前ではなく、余裕を持って必要書類を確認しておくのがおすすめです。

2.任意保険の開始日を決める

今回、最も気を使ったのが任意保険です。

名義変更が終わると、会社で加入していた保険から外れる予定でした。そのため、個人で加入する任意保険の開始日を、名義変更予定日に合わせて申し込みました。

ところが、当初予定していた日から実際の名義変更が9日遅れることに。

新しい保険だけを先に開始し、会社の保険も名義変更が完了するまで継続してもらいました。数日間は補償が重なりましたが、無保険になる空白を作らずに済みました。

保険料を数日分節約することより、補償が切れないことを優先してよかったと思っています。

3.車で軽自動車検査協会へ行く

管轄変更でナンバープレートを交換するため、対象の軽自動車で管轄の支所へ行きました。

受付は平日のみで、午前と午後に分かれていて、昼休みの時間帯は受け付けていません。受付時間は事務所ごとに違うので、公式サイトで確認してください。書類記入やナンバープレートの取り外しに時間がかかるため、受付終了間際は避けた方が安心です。

僕の場合、窓口へ着いてから新しいナンバーを取り付けるまで、全体で約1時間でした。

4.古いナンバープレートを外して返却する

駐車場で前後のナンバープレートを外し、窓口へ返却しました。

普通車と違って軽自動車のナンバープレートには封印がないため、自分で取り外せます。

取り外しと取り付けには工具が必要です。僕は工具を持参していませんでしたが、窓口で貸してもらえました。新しいナンバープレート用のビスも一緒にもらえたため、その場で問題なく交換できました。

工具の貸し出しは窓口によって異なる可能性があるため、可能ならプラスドライバーなどを持参すると安心です。

5.申請書と税申告書を提出する

窓口の案内に従って、軽第1号様式などを記入し、必要書類と一緒に提出しました。

申請書の記入場所が分からなくても、窓口で確認しながら進められます。ただし、旧名義人や車両に関する情報は、事前に車検証で確認しておいた方がスムーズです。

名義変更とあわせて、軽自動車税の申告も行います。

今回のように、都道府県をまたいで管轄が変わる場合は、旧市区町村側の軽自動車税を止める「税止め」が必要になることがあります。

自分で旧市区町村へ必要書類を送る方法と、窓口で代行を依頼する方法があります。僕が案内された代行費用は1,000円前後でした。

旧ナンバーの市区町村へ正しく連絡されないと、旧名義人へ翌年度の納税通知書が届く可能性があります。会社や知人から車を譲り受けた場合は、名義変更だけで安心せず、税止めまで完了しているか確認した方がよいです。

6.新しい車検証とナンバープレートを受け取る

手続き完了後、新しい車検証とナンバープレートを受け取りました。

自動車検査証の記録事項変更にかかる申請手数料は無料ですが、今回は管轄変更があったため、新しいナンバープレート代が必要でした。

受け取ったナンバープレートを自分で取り付け、名義変更の手続きは完了です。

予約時に希望ナンバー代を支払っていたため、僕の場合は名義変更当日の申請窓口で追加の支払いはありませんでした。ただし、税止めの代行を依頼する場合などは別途費用がかかることがあります。

実際にやって分かった3つの注意点

1.管轄変更があると車で行く必要がある

ナンバープレートを交換する場合、古いプレートを外し、新しいプレートを取り付けなければなりません。

今回のように旧ナンバーから別の地域名のナンバーへ変わる場合は、対象車で行き、工具を持参するのが確実です。

2.名義変更日と任意保険の開始日に注意する

名義変更の予定がずれると、任意保険の開始日と合わなくなる可能性があります。

僕は予定が9日遅れたため、会社に保険を継続してもらい、補償が切れないようにしました。

会社や家族から車を譲り受ける場合は、次の3点を先に確認しておくことをおすすめします。

  1. 旧契約の保険がいつまで有効か
  2. 新しい保険が何時から始まるか
  3. 名義変更が延期された場合にどうするか

3.名義変更が終わっても手続きは残る

車検証の名義を変えたら、すべて終了ではありません。

僕の場合は、次の確認や手続きが必要でした。

  • 任意保険会社へ新しい登録番号を連絡
  • 自賠責保険の名義変更
  • 保管場所の届出が必要か確認
  • 旧名義人へ完了を報告し、会社側の保険から車両を外してもらう
  • 都道府県をまたぐ場合は、旧市区町村側の軽自動車税の税止めを確認

軽自動車の保管場所の届出(車庫の届出)は、地域によって必要な場合と不要な場合があります。必要書類や提出先は、管轄の警察署や都道府県警察の公式サイトで確認できます。

かかった費用

今回の費用は、次のような内訳でした。

項目費用
自動車検査証の記録事項変更無料
住民票発行方法による
ペイント式希望ナンバー(2枚一組)5,000円台(地域で異なる・予約時に支払い)
軽自動車税の税止め代行1,000円前後(自分で行う場合は不要)
保管場所の届出地域・手続き内容を要確認

行政書士や販売店へ代行を依頼すれば代行費用がかかりますが、自分で行えば、基本的には書類取得費用とナンバープレート代が中心です。

自分でやるのがおすすめな人

次のような人なら、自分での手続きに向いていると思います。

  • 平日に窓口へ行ける
  • 車検証や住民票を自分で準備できる
  • 旧名義人に必要書類を頼める
  • 分からないことを窓口で確認しながら進められる
  • 少しでも代行費用を抑えたい

一方で、所有者と使用者が異なる、ローン会社の所有権が付いている、複数の変更が重なるといったケースでは、事前に販売店や軽自動車検査協会へ確認した方が安全です。

まとめ|難しかったのは名義変更より事前調整だった

軽自動車の名義変更は、必要書類をそろえて窓口の案内に従えば、自分でもできました。

僕が実際にやってみて難しいと感じたのは、申請書を書くことよりも、希望ナンバーを先に予約すること、会社側の書類、軽自動車税の税止め、任意保険の開始日を調整することでした。

特に、名義変更の予定がずれたときに保険の空白を作らないことは重要です。

これから自分で手続きする方は、まず次の4つを確認してみてください。

  1. 車検証の所有者と使用者
  2. 新旧住所の管轄が同じか
  3. 希望ナンバーを使う場合の交付可能日
  4. 旧名義人に用意してもらう書類
  5. 軽自動車税の税止めが必要か
  6. 任意保険の終了日と開始日時

手続きは地域や車検証の内容によって変わるため、最後は必ず公式情報で確認してください。

公式情報

あわせて読みたい

ABOUT ME
ひろ
49歳から、お金と健康と暮らしを再設計する会社員。家計の立て直しと2型糖尿病の改善に挑む過程を、実際の数字や失敗も含めて記録しています。