こんにちは!ひろです。
40代サラリーマンのみなさん、
将来の資産形成や家計管理が気になる方も多いのではないでしょうか。
最近の金利の変化に対応するためには、金利の基本を理解することが大切です。
この記事では「貯蓄に関わる金利」について、具体例を用いてわかりやすく解説します!
次回の記事では「借金に関わる金利」も取り上げる予定ですので、ぜひお楽しみに!
金利の種類
金利には『単利』と『複利』の2種類があります。具体例を使って説明します!
単利
単利は、元本に対してのみ利息がつく方法です。
たとえば、銀行の普通預金や定期預金などで使われています。
【単利の計算例】
例えば100万円を年利3%の単利で10年間預けた場合の計算式を見ていきましょう。
計算式:
単利の計算式は次の通りです。
元本 × 利率 × 年数 = 利息
• 元本:100万円
• 利率:3%(0.03)
• 年数:10年
計算手順:
1. 100万円 × 0.03 = 3万円(1年あたりの利息)
2. 3万円 × 10年 = 30万円(10年間の利息)
3. 100万円 + 30万円 = 130万円(10年後の合計金額)
結果:
10年後の合計金額は、130万円です。毎年3万円ずつ増え、増加ペースは一定です。
ひろ:
単利では毎年同じ額の利息がつくので、増加ペースが一定です。
年利3%だと毎年3万円ずつ増えていきます
複利
ひろ:
次は、複利についてです。
複利は、得られた利息を元本に加えて再投資する方法です。
長期での資産運用に向いています。
【複利の計算例】
例えば100万円を年利3%の複利で10年間運用した場合の計算式を見ていきましょう。
計算式:
複利の計算式は次の通りです。
元本 × (1 + 利率) ^ 年数 = 将来の合計金額
• 元本:100万円
• 利率:3%(0.03)
• 年数:10年
計算手順:
1. 初年度:100万円 × (1 + 0.03) = 103万円
2. 2年目:103万円 × (1 + 0.03) = 106.09万円
3. 3年目:106.09万円 × (1 + 0.03) = 約109.27万円
4. ・・・(以下、同様に繰り返します)
5. 10年目:100万円 × (1 + 0.03) ^ 10 ≈ 134.39万円
結果:
10年後の合計金額は約134.39万円です。
複利では、利息が元本に加わるため、時間が経つほど増加ペースが加速します。最初の数年間は単利とあまり差がありませんが、年数が経つにつれて複利の効果が大きくなります。
複利では利息が元本に加算されるので、時間が経つほど加速度的に増えていきます。長期的に資産を増やしたい方には、複利運用が有効です
その通りです!さらに、資産運用では複利での運用に加えて、積立も行うとより大きな複利効果が得られます。
これについても、今後の記事で詳しく解説する予定ですので、ぜひお楽しみにしてくださいね。
まとめ
今回は、貯蓄に関わる金利の『単利』と『複利』について説明しました。
単利はシンプルですが、長期的には複利の方が効果的に増えます。
貯蓄方法を選ぶ際に、どちらが自分に合っているか考えてみてくださいね
もちろんです!
次回の記事では、借金の金利について詳しく解説しますので、お楽しみに!