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意外と知らない金利の基礎知識【借金編】リボ払いのリスクと注意点を徹底解説

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こんにちは! ひろです。

前回の「貯蓄編」では、貯蓄における金利の仕組みについて解説しましたが、

今回は「借金編」として、リボ払いに焦点を当ててお話しします。

リボ払いは、支払いが一定額で手軽に利用できる一方で、
仕組みを正しく理解していないと、気づかないうちに支払額が増えてしまうリスクがあります。

リボ払いの金利の仕組みや、そのリスクを把握することは、無駄な支払いを防ぎ、
賢くお金を管理するためにとても大切です。

意外と知らない金利の基礎知識【貯蓄編】単利と複利の違いを簡単解説単利と複利の違いをわかりやすく解説!100万円を年利3%で運用した場合の具体的な計算例を紹介し、資産形成に役立つ知識を提供します。積立のメリットも次回ご紹介予定。40代からの貯蓄方法を学びたい方必見!...

借金の金利の種類

その①:単利

単利とは?

単利は、元本に対してのみ利息がかかる方法です。
毎年同じ額の利息が発生するため、計算がシンプルで、
返済計画も立てやすいのが特徴です。

ひろ

【貯蓄編】の場合と同じ計算方法ですね!

【単利の計算例】

例えば、100万円を年利3%の単利で10年間借りた場合、次のように計算します。

計算式:

 元本 × 利率 × 年数 = 利息

計算手順:

  • • 100万円 × 0.03 = 3万円(1年あたりの利息)
  • • 3万円 × 10年 = 30万円(10年間の利息)
  • • 100万円 + 30万円 = 130万円(10年後の合計返済額)

結果:

10年間の合計返済額は130万円です。元本に対して毎年同じ額の利息がかかるため、長期的な利息負担が計算しやすいです。

その②:複利

借入における複利

複利は、元本だけでなく、発生した利息にも新たに利息がかかる方法です。
投資や貯蓄でよく見られる計算方法で、長期的に運用すると資産が大きく
成長する力を持っています。

しかし、借入において複利での貸付は日本の貸金業法により制限されており、
一般的なローンでは消費者保護の観点から単利計算が適用されます。

ここでは複利の計算方法は割愛しますが、借金の金利としてリボ払いが複利に近い計算になるため、そのリスクを次に詳しくご紹介します。

その③:リボ払い

リボ払いの仕組み


リボ払いは、クレジットカードの支払い方法の一つで、
毎月の返済額を一定に設定できる点が特徴です。

利息の計算は単利ですが、返済額からまず利息が差し引かれ、残りが元本返済に充てられるため、元本の減少が遅くなり、返済期間が長期化します。

また、利息計算は日割りで毎日行われ、1ヶ月に1回まとめて返済しています。

ひろ

その結果、利用額よりも総返済額が大きく増えてしまいます
複利に近い増え方になってしまいます。

リボ払いの具体的な計算例

以下は、100万円を年利15%でリボ払いし、毎月3万円を返済した場合の例です。

100万円のリボ払い(年利15%、毎月3万円返済)の場合

【1ヶ月目】

  • 利息: 1,000,000円 × 15% ÷ 365日 × 30日 ≈ 12,329円
  • 元本返済額: 30,000円 – 12,329円 = 17,671円
  • 残高: 1,000,000円 – 17,671円 = 982,329円

【2ヶ月目】

  • 利息: 982,329円 × 15% ÷ 365日 × 30日 ≈ 12,111円
  • 元本返済額: 30,000円 – 12,111円 = 17,889円
  • 残高: 982,329円 – 17,889円 = 964,439円

【3ヶ月目】

  • 利息: 964,439円 × 15% ÷ 365日 × 30日 ≈ 11,890円
  • 元本返済額: 30,000円 – 11,890円 = 18,110円
  • 残高: 964,439円 – 18,110円 = 946,329円

この計算を繰り返していくと、約44ヶ月(3年8ヶ月)で返済が完了し、
総支払額は約1,320,000円に達します。

ひろ

金利だけで32万円はかなりの負担です。

借金の金利を賢く管理するために

返済計画を立てる:

借入をする際には、利息を理解し、どのように返済していくか
計画を立てることが重要です。

どれだけの期間で返済を終えるのか、総支払額がいくらになるのかを
事前にシミュレーションしておくと安心です。

ひろ

買い物に便利だからと安易に利用することはやめておきましょう
ポイ活などもよく考えて!

繰り上げ返済を活用

住宅ローンやリボ払いでは、繰り上げ返済を行うことで元本を早く減らし、
利息負担を軽減できます。

支払うべき利息が減少し、返済期間も短縮されます。
余裕があるときは積極的に元本を減らすようにしましょう。

借入額を適切に管理

借入は必要最小限に抑えることが大切です。
借入額が大きくなればなるほど、利息も増加し、返済期間が長くなるリスクがあります。

返済能力に見合った借入額に設定し、無理なく返済できるように計画することが、
将来的な負担を減らすポイントです。

まとめ

今回は、借金に関する金利の『単利』『複利』『リボ払い』について、詳しく解説しました。

ひろ

特にリボ払いのような仕組みは、利便性の裏に隠れたリスクがあるため、
計画的に利用しましょう!

金利についてしっかり理解できました!返済計画は大事ですね! そして利用は慎重に!ですね


ひろ

金利を考えると借金はこわいものです。
安易な利用は控えて、家計の予算管理が重要です!

次回の記事では、住宅ローンの金利についてもついて詳しくお話ししますので、
ぜひお楽しみに!

ABOUT ME
ひろ
家計改善を始めた矢先、会社も危機に。借金も家計改善も会社立て直しも前向きに取り組んでいます! 40代会社員が副業と家計管理に挑戦し、試してよかった方法や役立つ情報を紹介します。