📚 連載「こわくない、AI×お金」 第1回|お金が苦手でも、AIを味方にすればやり直せる。その入口になる回です。
お金の話って、こわくないですか?
人には聞けない。本を開いても専門用語で心が折れる。そもそも、何から手をつければいいのか分からない。——かつての私が、まさにそうでした。借金800万円を抱えながら、お金の勉強なんて「今さら」「恥ずかしい」と、ずっと目をそらしていました。
そんな私が変われたきっかけが、AIを“お金の相談相手”にしてみたことでした。今日はその話を、これから始まる連載の入口としてお伝えします。
このブログの根っこ:借金していても、やり直せる
先に、このブログでいちばん伝えたいことを書きます。
お金の知識や情報に触れさえすれば、借金していても人生はやり直せる。しかも、我慢の苦行じゃなく、楽しみながら。
そして今、その「情報に触れる」ハードルを劇的に下げてくれるのがAIです。お金が苦手な人ほど、AIを使う価値がある。これが連載全体を貫くテーマです。
「なんとなく借金」していた、普通のサラリーマンの話
私は、いわゆる“借金まみれ”という自覚すらありませんでした。普通に働いて、普通に暮らして——気づいたら借金が膨らんでいた。たぶん、同じような人は少なくないはずです。
私の場合、借金は一気に増えたわけじゃありません。「これくらいなら大丈夫」の積み重ねでした。
- カードローン:生活費がちょっと足りなくて、軽い気持ちで10万円だけ。「すぐ返せる」——そう思っていました。借りる前はあんなに悩んだのに、一度借りると限度額まではあっという間でした。
- リボ払い:きっかけはポイ活。「リボ設定にするとポイントが多くつく」に乗せられました。当時はリボの怖さなんて知らなかったし、CMも『リボは便利!』ばかり。今ほど警戒されていなかったんです。
- 住宅ローン・車のローン:そして見落としがちなのがこれ。低金利だから、みんな組むから、と借金している意識すら薄い。でも合わせて考えれば、相当な額の立派な借金です。
どれも『借金まみれ』なんて自覚はなく、気づいたら膨らんでいた。これが「なんとなく借金」の正体でした。お金の話を誰にも相談できなかったのは、やっぱり恥ずかしかったから。この『恥ずかしくて聞けない』が、立て直しを一番遅らせる壁でした。
お金の話を誰にも相談できなかったのは、恥ずかしかったから。この「恥ずかしくて聞けない」が、立て直しを一番遅らせる壁でした。
お金が苦手な人を止める「4つの壁」
振り返ると、お金と向き合えなかった理由は、この4つに集約されます。
- ① 恥ずかしい:お金の悩みは人に言えない
- ② 難しい:本やネットは専門用語だらけで折れる
- ③ 何からか分からない:情報が多すぎて固まる
- ④ 続かない:一人だと三日坊主で終わる
情報が「無い」んじゃない。あるのに、近づけない。これが本当の問題でした。
AIは「お金が苦手な人の、恥ずかしくない家庭教師」
AIを使って驚いたのは、さっきの4つの壁を全部壊してくれたことです。
- 恥ずかしくない:24時間、何度でも、どんなにバカみたいな質問でもOK。誰にも知られない
- 難しくない:「中学生でも分かるように説明して」と頼める
- 最初の一歩をくれる:「まず何からやればいい?」に答えてくれる
- 伴走してくれる:一人じゃない。相棒がいる感覚
お金が得意な人がAIを使うより、苦手な人が使うほうが、伸びしろが大きい。これは断言できます。
AIで、お金まわりに実際できること
「家計でAIなんて使えるの?」と思うかもしれません。私が実際にやってみて“効いた”ことを挙げます(各テーマは今後の連載で1本ずつ深掘りします)。
- 家計の現状把握:数字を見せて「どこが問題?」と聞く
- 返済の優先順位:「どの借金から返すと得?」を一緒に考える
- お金の言葉を翻訳:金利・控除・NISA…を“やさしい言葉”で
- 節約アイデア出し:固定費の見直しを壁打ち
- ライフプランづくり:将来のお金の地図を一緒に描く
私がAIに本当に助けられたのは、この「見えない不安」の部分でした。リボの整理などは自分で始めていたものの、改めてAIに相談して、こういうことを一緒にやってもらったんです。
- 借金の総額をきちんと把握する
- それぞれの金利を比較する
- どれから返すべきか、優先順位をつける
- 返済計画を、具体的な道筋として描く
すると見えてきたのは、「返せない額じゃない」という事実でした。恐怖や不安の正体って、たいてい『見えていないこと』なんですよね。それが言葉になって道筋が見えた瞬間、毎日どんよりしていた気持ちが、ふっと軽くなりました。
借金が不安で重かった毎日が、『よし、ここからだ』と前を向ける毎日に変わる。AIは私にとって、よき相談相手になってくれたんです。
ちなみに、私がAIを“秘書”として使い始めた経緯はこちらの記事に、仕事でどう使い倒しているかはこの記事に書いています。やっていることは、仕事もお金も同じです。
でも、いちばん大事なのは「楽しみながら」
勘違いしないでほしいのは、これは“もっと我慢しろ”という話じゃないということ。むしろ逆です。
AIを相棒にすると、お金と向き合うのがちょっとしたゲームみたいになります。「次はこれを聞いてみよう」「ここを削れた」——小さな前進が積み重なる。節約=我慢ではなく、攻略。この感覚こそ、続けられる秘訣でした。
⚠️ 大切な前提:AIはあくまで“家庭教師”や“相談相手”です。出てきた答えは鵜呑みにせず、最終的な判断は自分で、必要なら専門家(FPなど)にも相談してください。AIは「最初の一歩を踏み出す」のを助けてくれる存在です。
まとめ:知らなかっただけ。今から知れば、変われる
お金が苦手なのも、AIが怖いのも、「触れてこなかっただけ」。能力の問題じゃありません。そして今は、触ったことのないAIを使って、なんとなく来てしまったお金を立て直せる時代です。
この連載「こわくない、AI×お金」では、次回以降、ここで挙げたテーマを1本ずつ、具体的なやり方つきで掘り下げていきます。
- 第2回:お金が苦手な人のための、こわくないAIの始め方
- 第3回:AIに家計を見てもらったら、ヤバさが客観的に見えた話
- 第4回:「どの借金から返す?」をAIと考えてみた
- (以降、用語・節約…と続きます)
まずは「AIってどう始めるの?」という方は、AIの始め方の記事から。お金の基本から触れたい方は家計とお金の記事もどうぞ。
一緒に、楽しみながら「Re:Start」しましょう。
AIって結局なに?という方は、触ったことない人向けに「種類と選び方」を図解でまとめました。
→ 【AI入門】“AIって結局なに?”触ったことない40代のための種類と選び方【図解】










