1年間、僕のブログの記事は、SNSでシェアされるたびに真っ白なカードで流れていました。
OGP画像——リンクを貼ったときに出る、あのサムネイル付きのカードです。設定が壊れていて、どの記事をシェアしても画像なし。例えるなら、1年間ずっと白紙の名刺を配っていたようなものです。
気づいたきっかけは、AI(Claude)にサイトを点検してもらったこと。この記事は、そこから始まった「ブログ大改造」の全記録です。やったこと、AIと人間の分担、そして効果測定の数字を、小さい数字も含めて全部公開します。
(前回の記事で予告した「リニューアルの続き」、ようやく回収です)
なぜ「直したいけど後回し」が積み上がるのか
ブログ運営者なら、心当たりがあるはずです。
- 古い年号のタイトル(【2024年版】のまま)
- 切れたアフィリエイトリンク(クリックされても報酬ゼロ)
- リンクになっていない裸のURL
- 「近日公開」と書いたまま公開していない予告
どれも「いつかやろう」と思ったまま数ヶ月放置される。理由は簡単で、1件ずつは小さいのに、数が多くて手を付ける気になれないから。僕の場合、この「後回しリスト」が1年分積もっていました。
そこで発想を変えました。全部AIに任せたらどうなるか?
前半戦:コンセプトから作り直す(6月)
最初にやったのは、掃除ではなく設計でした。AIと対話しながら、サイトの軸を一本に絞りました。
「借金800万円の40代会社員が、AIを“秘書”にして仕事とお金を立て直す実録ブログ」
この軸が決まると、直すべきものの優先順位が全部決まります。トップページの再構成、看板連載(こわくない、AI×お金)の開始、カテゴリの再編、アイキャッチの統一デザイン化——ここまでが前半戦です。
後半戦:AIとの大整備(7月・時系列ダイジェスト)
そして7月、たまった「後回しリスト」を一斉処理しました。
| やったこと | 数字 |
|---|---|
| 壊れていたOGP(シェアカード)の修復 | 全記事のカードが復活 |
| 検索結果でトップページが「自己紹介」と表示される問題の修正 | サイトの顔が正常化 |
| 「近日公開」など空約束の予告を回収 | 21本 |
| 報酬ゼロだったAmazonリンクの差し替え | 109本 |
| 終了済みアフィリ広告(クリックが無駄になる)の除去 | 6本 |
| リンクになっていなかった裸のURLをリンク化 | 69本 |
| 表示が壊れていた「ブログカード」の修復 | 34記事・約40個 |
| アフィリエイトの新規設置(高単価案件含む) | 21箇所 |
| 古い年号タイトル・アイキャッチの刷新 | 記事6本・画像11枚 |
| 全記事のコメント欄整理 | 107記事 |
正直、リストにすると自分でも引くくらいの量です。これを僕は、ほぼ「OK」と言うだけで進めました。
ここだけの話:この大整備、後半は病室からやってます
実は7月10日、健康診断の結果から糖尿病で緊急入院しました(その顛末はこちら)。
普通なら、ブログの改造どころではありません。でも実際には、入院中もこの大整備は止まりませんでした。ベッドの上でスマホとPCから方針を伝えて、AIが実作業をする。記事の公開も、リンクの修復も、点滴をしながら進んでいく。
「AIを秘書にする」という言葉が大げさじゃないことを、まさか自分の入院で実証することになるとは思いませんでした。
人間とAIの分担のリアル
僕(人間)がやったこと:
- 方針の決定と「OK/NG」の判断(例:ブログの方針に合わないアフィリ案件は、高単価でも却下)
- ログインとコピペ(セキュリティ上、パスワードやリンクコードの受け渡しは人間の仕事。深夜にAI側の権限が切れたときは、僕が3分コピペしてリカバリしました)
- 違和感の報告(「このページ見づらくない?」の一言から、40個の壊れブログカードが見つかったことも)
AIがやったこと:上の表の全部の実作業。あと、僕の記事の誤字(「プライムでー」)を見つけたのもAIでした。
つまり分担はこうです——人間は判断と責任、AIは調査と手数。逆にしてはいけません。
効果測定:数字を正直に公開します
「で、伸びたの?」——一番大事なところなので、正直に書きます。結論:土台は直った。数字はこれから。
まず検索の現在地(Search Console・2026年9月上旬時点の直近28日):
- 検索表示回数:94回/クリック:1回/平均掲載順位:34.6位
笑わないでください。これが個人ブログのリアルです。ただし、希望の芽も数字に出ています。
- 「40代 副業 ブログ」:表示27回・19.8位(あと一歩で1ページ目)
- 「40代 ブログ 始め方」:表示14回・13.1位
- 検索から来た読者のエンゲージメント率:78%・平均滞在1分25秒(=来た人はちゃんと読んでくれている)
同じ期間の全セッションは304。うち検索経由は91。小さなブログです。でも、壊れた土台の上に記事を積んでも崩れるだけ——だから先に土台を直した。この記事自体が、その定点観測の起点です。半年後、この数字がどうなったかも必ず記事にします(また予告を作ってしまった)。
再現手順:あなたのブログでも今夜できる3ステップ
- AIに「白紙の名刺」チェックを頼む:自分のブログのURLをSNSに貼ってみて、カードが正しく出るか確認。壊れていたらOGP設定の見直しを(AIに「WordPressのOGPが壊れている原因の調べ方」を聞けば手順を出してくれます)
- 「後回しリスト」をAIと棚卸しする:古い年号タイトル・切れたリンク・未回収の予告。リスト化だけでもAIに頼むと10分で終わります
- 1件だけ直す:全部やろうとしない。一番効果が大きいもの(大抵は収益リンクの修復)から1件。僕のように1年分溜めると大変なので…
まとめ:「直したいけど後回し」は、AI秘書の得意分野
ブログの後回しリストは、放置すると読者の信頼と収益を静かに削り続けます。そして、その処理はAIが一番得意とする仕事でした。人間は判断だけすればいい。
入院しても止まらなかった大改造——次はこの土台の上に、数字を積んでいくターンです。
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